ママの入院から2日目、3日目。
この2日間、長男と長女と3人で過ごした。
週末で保育園はお休み。まるまる2日間子供たちの面倒を見ることになる。
最初は「ワガママ言い放題でどうなることか…」と思ったけれど、結果的には2人の絆が深まる2日間だった。
そして、遠回しながらもパパを助けてくれたことに気づく週末だった。
初日の様子はこちら:
【2日目:ベビーカー争奪戦とお菓子屋の攻防】
朝のビデオレターとママの不在
朝7時、長男が「スキビディトイレの動画観たい!」と騒ぐので目覚める。
長女はパウ・パトロールの絵本を読むと機嫌よく起きてくれた。
朝食後、昨日に続いてママへビデオレターを撮影。
昨日は長男に「出産お疲れ様!」を言わそうとして失敗。だけど今日はしっかり伝えられた。
これでママも少しは安心してくれるだろうか。
ベビーカー争奪戦と片手抱っこでの限界
長男の湿疹がひどいので病院へ行くことに。
長女をベビーカーに乗せ、診察で診てもらいやすいよう長男は歩きで向かう予定だったのに、長男が「僕が乗る!」と譲らない。
仕方なく長男を乗せ、長女を片手で抱っこ。
もう片手でベビーカーを押すという限界突破スタイルで出発。
(11kgを片手で支えながらの移動は、正直ツライ。)
病院に着くと、いつもより空いていて10分ほどで診察終了。
診察中、長男は相変わらず診察室のいろんなものを触ろうとするので気が抜けない。
お菓子屋での攻防戦「源氏パイだけって言ったよね?」
病院の後は駅前のスーパーで食材の買い物。もちろん片手で長女を抱っこしながら、長男のベビーカーを押しながら、買い物カゴを持ちながらである。
その帰り、お菓子屋の前を通ると、長男が「源氏パイ食べたい!」と主張。
狭い店なのでベビーカーで入りたくなかったし、多分いろいろ欲しがって騒ぐだろうなと思ったが、スルーしても結局癇癪を起こすだろうなと思い、「源氏パイだけね?」と釘を刺して店内へ。
案の定、「ラムネも欲しい!」とか駄々をこね始めたので交渉開始。
ここでも頑なに拒否すると大騒ぎになりそうだったので、「ラムネだけならいいよ」と妥協し、何とか店を脱出。
長男の気づき「パパ、大変そうだね」
昼食はマクドナルドのハッピーセットを購入。
病院→スーパー→お菓子屋→マックと限界突破スタイルで歩き、ようやく家に帰って食べていると、長男がポツリと一言。
「ママがいないとパパ、大変そうだねぇ」
普段は好き放題しているけれど、彼なりに何かを感じ取ったのかもしれない。
とはいえ、ハッピーセットのおもちゃが気に入らず「こんなの頼んでない!」と怒るあたり、
まだまだワガママは健在。
その後、長女と2人でおもちゃをシェアしながら遊んでいたので、
「なんだかんだで仲良しなんだな」と少しホッとした。
【3日目:公園遊びと兄妹の成長】
朝のグズグズとパパの作戦
朝7時45分に起床。
長女が着替えを嫌がり、保湿&湿疹の薬を塗るのも拒否。イヤイヤされると、こちらもやる気が削がれる。
「これはダメだ、一旦距離を置こう」と判断し、洗濯をすることに。
30分後、長女は機嫌を直し、無事に着替え&薬を完了。
「イヤイヤ期には真っ向からぶつからず、お互い距離を取るのもアリ」が今日の学び。
公園で全力鬼ごっこ
午前中、2人を連れて近所の公園へ。
まずは公園で軽くかけっこをしたり遊具で遊んだり。
その後、もう少し遊びたそうだったので、別のもう少し広い公園へ移動。
ここでは鬼ごっこをして、しばらく走り回ることに。
「少し遊ぶだけ」のつもりが、気づけば2時間経過…。
長女を抱っこしすぎて腕がパンパンだったので、
帰り道は最後は3人で手を繋いで帰ることに。
兄妹の成長
午後は家で遊ぶ時間。
長男が「戦いごっこしよう!」と誘ってきたので、応じる。
戦いごっこと言っても、ロボットの真似をした長男と私が操るぬいぐるみを戦わせて、毎回ぬいぐるみが一方的にやられる遊びである。
この2日間、長女は長男とよく遊んでいた。
長男もよく妹の面倒をみてくれていた。
そのおかげか階段を降りるときなど、
昨日まではパパが手をつながないと降りなかったのに、
今日は「パパじゃなくてニイニがいい!」と言って兄と手を繋ぐ。
兄妹の距離がぐっと近づいた瞬間だった。
長男もママがいない中、良く妹の面倒を見てくれて、長女もそれに応えた成長の瞬間なんだろうけど、嬉しさもありながらちょっと寂しかった。
寝落ちと夕食のタイミング問題
夕方になり、長女がまさかの寝落ち。
「晩ごはん前に寝ると面倒だな…」と思っていたら、今度は長男も寝てしまい、2人とも起きたのは20時前。
そこからお風呂&夕食になり、結果として夕飯が21時半に…。
「休みの日は昼寝を嫌がる→夜ご飯前に寝る」のループ、あるあるだな…と実感。
【まとめ】ワガママだけど、パパを助けてくれた兄妹
この2日間、2人ともワガママ全開だった。
でも、気づいてみると、兄妹で支え合い、さりげなくパパを助けてくれていた。もしかしたら長女が生まれた時のワンオペ育児より楽だったかも。
✅ ママがいない中、2人で遊ぶ時間が増えた
✅ いつもはケンカもするのに、今回はお互いを頼る場面が多かった
✅ 長男が「パパ大変そう」と気づいたことが成長の証
もちろん、大変なことはたくさんあったけれど、
「意外と何とかなる」し、「2人の絆が深まった」のが何よりの収穫だった。
ワンオペはしんどい。
でも、こうやって子どもたちの成長を感じられるのも、悪くないなと思う週末だった。
とはいえ…
「やっぱりママが戻ってくるのが待ち遠しい!!」