子供も3人目ともなれば、子育てたいていのイベントを経験済み。今回のすくすく外来の健診も過去に経験済み。検診は問題ないだろうと、むしろ病院に行くまでが心配とか、待合室で変な病気移されないだろうかとか心配していましたが、まさかの体重減で入院の危機に!
当時の家族構成は以下:
すくすく外来へ
次男の「すくすく外来」へ行ってきた。平日で仕事だったが、午前中に長女の皮膚科受診もあり、思い切って仕事も休んだ。
長女の皮膚科は問題なく終了。帰宅後、荷物だけ替えてすぐに保育園へ出発。長女もすぐに再度出かけることを理解しているようで、帰宅後玄関で靴を脱がずに私が保育園の荷物を取りに行くのを待っていた。
次の予定を理解して行動するなんて、最近の長女は成長著しい。
午後からは次男の「すくすく外来」へ。すくすく外来とは助産師さんが赤ちゃんが順調に育っているか、授乳のトラブルが起きていないかなど確認をする健診のことだそう。
3人目の余裕
3人目ともなると育児にも余裕が出てくるもので、「まあ問題ないだろう」と思い、私は院内のタリーズでコーヒーを飲みながら待つことにした。
1人目、2人目の時は待ち時間が結構あったのに、コーヒーなんて飲まずに待合室でずっと待っていたな~とか思いながらコーヒーを飲む。この優雅な待ち方。私も長女同様パパとして成長著しいのである。
ところが、まさかの展開。
体重減りすぎ
診察を終えたママが深刻な表情で戻ってきた。次男の体重が減りすぎているため、小児科の診察を受けるよう指示されたというのだ。2650gで生まれたはずの体重が、2300gまで減っていた。新生児の体重が多少減るのは普通だが、ここまで減ると病気の可能性もあるとのこと。
「そんなはずはない」と思いつつも、過去2週間の育児を振り返ってみる。
ちゃんと朝でも夜でも3~4時間おきに泣いて授乳してたのに何故??
でも、目もなんか黄色っぽくて黄疸なのかなとか話してたな、
今から思えば沐浴の時、体ががりがりで骨ばってたな、
よくよく考えてみたら吐き戻す回数多くなかったかな、
とか心配になってきた。
気にしていなかったけれど、兆候はあったのかもしれない。成長著しいパパであったが、もはや余裕もなく、やきもきしながら診察結果を待つ。
結果は「母乳が足りていないか、うまく飲めていない可能性が高い」とのこと。対策として、授乳に加えてミルクを60mlずつ与え、3日後に再診することになった。もし体重が増えていなければ入院の可能性もあるとのことで、急いで哺乳瓶とミルクを追加購入した。
体重増えろ!
その日の晩から、3人目の余裕はどこへやら。ミルク作りが珍しくて「やりたい!」と騒ぐ長男をついきつめに叱ってしまったり、赤ちゃんの泣き声がいつもと違うような気がしてママに「大丈夫?大丈夫?」と聞いたら、「いつも通り」と一笑に付されたり。親としての経験があっても、いざとなると心配で仕方がない。
母乳が足りてないかもとのことで、ママの負担を減らすため、土日は私が夜間のミルク担当をすることに。次男も頑張ってミルクを飲み、少しずつ顔がふっくらしてきたように見えた。
そして迎えた再診の日。私は仕事で同行できなかったが、診察の結果、
「体重、無事に増えてました!」
というママからのLINEを受け取ったとき、心の底から安堵した。
育児は毎回新鮮な驚きがある
ふと、長女のときはどうだったかなと思い、昔の日記を読み返してみた。すると、驚いたことに、長女もすくすく外来で体重があまり増えていないと指摘され、ミルクを足すように言われていたことを思い出した。ただ、当時は50gの減少程度で、今回のように大幅な減少ではなかった。
ママにも話してみたが、「そうだったっけ?」と、お互いすっかり忘れていた。育児は毎回新鮮な驚きがあり、時間が経つと細かいことは忘れてしまうものだ。
「3人目ともなると育児にも余裕が出てきた」なんて言いながら、診察結果に焦って右往左往する始末。どこが成長著しいんだ、と自分でツッコミを入れたくなった。
今回の経験を通じて、**「3人目だから大丈夫」なんてことはない。毎回、赤ちゃんの個性に合わせて気をつけるべきことが違うんだ」**と改めて実感した。
新生児の体重減少について
新生児は生後数日の間に体重が減るのが一般的ですが、出生体重の10%以上減少する場合は注意が必要とされています(国立保健医療科学院のガイドライン)。また、一般的に生後3~5日で体重減少のピークを迎え、5~10%程度の減少率が正常範囲とされています(参考: GHウィメンズクリニック)。10%以上の減少が見られる場合は脱水や低血糖の可能性があるため、医師に相談するのが安心です。
今回のように病院で早めに指摘を受けられたのは幸運でしたが、もし**「赤ちゃんが飲んでいるのに体重が増えない」「吐き戻しが多い」**と感じることがあれば、早めに相談するのが安心です。
3人目の育児でも新しい発見があり、まだまだ勉強の日々。次男が元気に成長していけるよう、引き続きしっかりサポートしていこうと思います。