スパムメールで英語学習!?TOEICにも出る実用表現を解説してみた

雑多

はじめに:スパム、でもただでは起きぬ

※本記事の一部コンテンツ(文章・画像)はAIの支援を受けて作成しています。

スパムメールなんて、いつもは読まずに捨ててしまうものですよね。
見ていてイラッとすることも多いし、だいたい内容もくだらない。

ところが英語をリスキリング中のわたくし。SPAMメールが届いても

「あ、英語だ」
「英語の勉強しよう」
「circulationってこんな使い方するんだ。」

みたいな反応です。

煩わしいspamメールですが、今回は缶詰のSPAMのように、うまく調理することにしました。
(※spamの小話参照

私はシステムエンジニアとして、サーバーの管理運用などにも携わっています。多少なりとも専門的な知識がありますので、この記事ではスパムメールを一例として取り上げていますが、あまり詳しくない方が自己判断でスパムメールに対応するのはおすすめしません。基本的には開かずに削除・スパム報告するのが安全です。

この記事を参考に英語学習する場合は自己責任でお願いします。記事にあるように生成AIに相談しながら進めるのも良いですが、あれ何かおかしいと思ったらすぐ止めましょう。

今回届いたスパムメールがこちら

※以下は実際に届いたスパムメールの一部です。
※詐欺の実例として紹介するものであり、記載された内容は事実ではありません。


「I hacked your system!」「Make a transfer of 1300 USD」など、典型的な恐喝文句が並んでいます。
(送金先アドレスや個人情報の部分は削除しています)

The data from all your devices is copied to my servers.

I hacked your system!
This is your last warning!

You are visiting adult resources.
Now your family, colleagues and friends will know about it.

All your gadgets are infected with the Trojan virus.
I have full access to your video camera, microphone and contacts in your phone, messengers and social networks.

I now have in front of me a video clip of the porn you were watching and your m*****n.
Your face is perfectly visible, everyone will recognize you.
I’m sure the video will destroy your reputation forever.

I plan to circulate the video to everyone you know.
I will also share your email and messenger data. Imagine how disastrous that would be for you!

You can’t see when I connect to your camera.
You’re being monitored 24/7.
No antivirus will help you, no reinstalling the operating system or resetting your data.

Even if you change all your passwords and account information, I will know about it.
All the information is on my servers!

・・・・以下略

全文は長いので省略しますが、ざっくり要約すると:

  • ハッキングしたと名乗る謎の人物が
  • 動画と個人情報をばら撒くと脅してきて
  • ビットコインでの送金を要求してくる

という、典型的な恐喝系スパムメールでした。

ChatGPTに聞いてみた!これはただのスパム?

この手のメールを受け取ったとき、ふと不安になることってありますよね。

「え、もしかしてほんとにハッキングされた?」
「このウイルスってやばいやつ?」

そういう時はChatGPTなどの生成AIに判定してもらいましょう。
今回のメールの判定結果は次の通りでした。

💡 ChatGPTの見解(一部抜粋):

このメールは、技術的なウイルス感染ではなく、心理的な恐怖を煽るスパム詐欺です。
特徴としては、以下のような点が挙げられます:

  • 実際には感染やハッキングの証拠がない
  • タイマーや脅迫表現で焦らせる
  • ビットコイン送金のみに誘導する

「顔が見えてる」「動画がある」と本文にありましたが、名前も何も書かれていない。つまり、全員に送ってるテンプレートだということです。

英語的には実は勉強になる表現がいっぱい!

ここからが本題です。
この手のスパムメール、実は使われている英語が意外とTOEIC頻出レベルのものだそうで、現在TOEIC700点を目指して勉強中のわたくしにも心当たりのある単語がちらほら。

🗂 覚えておくと役立つ表現(ChatGPTさんに教えてもらいました)

英文意味解説
Your reputation will be destroyed.あなたの評判は破壊される。reputationはTOEIC頻出語。企業イメージなどの文脈でも使える。
I will circulate the video.動画を拡散する。circulateは「回覧・拡散する」の意味。メールや資料でも登場。
All your devices are infected.すべての端末が感染している。infectは「感染させる」、ITでも医療でも使える汎用語。
My wallet is untraceable.ウォレットは追跡できない。trace(追跡)+un(できない)という構造も押さえておきたい。
You’re being monitored 24/7.あなたは24時間365日監視されていますこのフレーズは、スパムメールや監視社会の文脈でよく使われる不気味さを演出する常套句です。
例えば:
The building is monitored 24/7.
 → 防犯カメラなどで常時監視されています
We offer 24/7 customer support.
 → カスタマーサポートが年中無休です

まとめ:スパムも英語教材になる!

今回のようなスパムメールは、冷静に対処すれば実害はありません。

📌 実際に届いたらどう対処すればいい?

今回のようなスパムメールは、冷静に対処すれば実害はありません。
以下のような対応をおすすめします:

  • 明らかにスパムだと分かる場合は、開かずに削除
  • メールソフトやサービスに「スパム報告」機能があれば、報告しておくと安心
  • 自信がない場合は、ChatGPTなどの生成AIに判定を相談してみる
  • 英語で書かれていたら、落ち着いて単語や表現を学習材料にしてしまおう

🔒 万が一、不安な内容が含まれていた場合は…

「パスワードが漏れたかも」「本物の通知に見える」など、不安を感じたときは以下も検討しましょう:

  • 🔑 パスワードの変更(特に他サービスと使い回している場合は必須)
  • 🔐 二段階認証の導入(Gmail・SNS・クラウドストレージなど)
  • 🛡 ウイルス対策ソフトによるフルスキャン

不安を感じたら、「誰かに相談する」ことも大切な対策です。
スパムメールは一人で抱え込まず、英語学習と安全対策の両立に活かしていきましょう!

英語表現の実践例としてはなかなかリアル。TOEICの単語帳で見たあの単語が、こういう風に使われているんだな…と実感できます。

🧠 おまけ:この記事で出てきた単語まとめ

  • reputation(評判)
  • circulate(拡散する)
  • infect(感染する)
  • trace / untraceable(追跡する/できない)
  • dirt(俗語:弱み、スキャンダル)
  • gadget(端末、デバイス)
  • wallet(仮想通貨のウォレット)

気になったメールは、英語の学習素材として使い倒すのもひとつの手です。
次のスパムが届いたら、「何か新しい表現覚えられるかな?」と少し前向きになれるかもしれませんね(?)

おまけ:生成AIに聞いてみたい方へ(プロンプトの例)

以下のテンプレートを使えば、ChatGPTなどのAIにスパム判定と英語学習のヒントを同時に聞くことができます。

以下のメールについて、次の3点を教えてください:

1. このメールはスパムですか?もしそうなら、何かアクションが必要ですか?
2. メールの内容を簡単に要約してください。
3. TOEIC○○点を目指しています。英語学習の観点から、覚えておくべき表現・単語・言い回しがあれば教えてください。

### メール本文:
(ここにメール本文を貼り付け)

ちょっとだけ文化的な小話:「スパム」の語源

スパムメールの「スパム(spam)」という言葉、もともとは缶詰の「SPAM」に由来しています。

由来はイギリスのコメディ番組『モンティ・パイソン』の一幕。
料理のすべてにSPAMが入っていて、客が嫌がっても「SPAM!SPAM!SPAM!」と連呼される…という有名なコントです。

その「しつこさ」が転じて、ネット上での繰り返し投稿や迷惑メッセージが「spam」と呼ばれるようになったのです。

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